放送ライブラリー(前編)
一昨日、横浜にある放送ライブラリーへ行った。
馬鹿みたいに昔の番組が好きなため、それを体得しようとしての訪問であった。
途中30分の昼食をはさんだものの、午前10時半から午後4時過ぎまで、気になる番組を続けざまに見た。
計7本を見たが、今回はうち3本分の簡単な内容を紹介する。
コント55号!裏番組をブッ飛ばせ(NTV/1969.7.27)
○とにかく55号に対する(特に欽ちゃんへの)声援が凄まじい。本当にアイドルである。
○「チンペイの大學院大學」というコーナーは、弘田三枝子、ユミ・ハビオカ、岡田可愛、片山由美子(プレイガール)、津山由起子(大映女優)という、何だか凄い面子。野末陳平の当時のパブリック・イメージ通り、ちょっとしたお色気コーナーで、グダグダのSM風コント。
○人選がよく分からないのだが、唄啓さんのチャンバラコント。唄子さんの3度目の旦那・三田マサルと志織満助(啓助の実弟)が出てくるのが、渋い。
○地味に歌も挟むのは知らなかった。今回は岡田可愛(曲名不明)。
○そして最後に「野球拳」。いつもは二郎さんだが、この回は欽ちゃんがジャンケンをする。相手は岡田可愛。計9回で欽ちゃんの6勝3敗。脱いだものはオークション形式で競り落とされ、交通遺児に寄付をするというものだが、「あゆみの箱」とは違うと強調していたのが、何だかおかしかった。
植木等ショー(第1回/TBS/1967.7.6)
○テーマ曲からクレージーメドレー(スーダラ節~無責任一代男~ドント節~ハイそれまでヨ~ショボクレ人生~これが男の生きる道~いろいろ節~スーダラ節)に流れるオープニング。
○ゲストは江利チエミ。ジャズアレンジを施した『テネシー・ワルツ』から、和装に着替えて当時の発売されたばかりの『ひとり泣く夜のワルツ』、洋装に着替えての『バラ・バラ(途中で『真室川音頭』が入る)』の3曲。『バラ・バラ』の時のバックは、フランツ・フリーデルとブルー・ファイヤー(だと思う)。渋い。フランツ・フリーデルがギブソンのSG(マエストロ・ロングバイブローラ付)を持っているのにもとても驚いた。しかし、江利チエミに気を使いすぎで、8分くらい時間を取っている。これでは植木等ショーでもなんでもない。
○その後は、植木と江利のミュージカル・メドレー(ハロー・ドーリー~トゥナイト~ス・ワンダフル~ショウほど素敵な商売はない)。
○私の大好きな『花と小父さん』を演ってくれたのは、よかった。
○エンディングで植木が客席に降りたら、なぜかハナ肇がおり(仕込みだろう)、挨拶。
シャボン玉ホリデー/コーラス万歳!ピーナッツ(第151回/NTV/1964.4.19)
○シャボン玉の歴史の中で唯一再放送された回(ミスで次回録画分のVTRを消してしまったためそうなった)。
○当時のコーラスといえば、ミッチ・ミラー(Mitch Miller)。NHKで1963年4月7日に放送開始となった「ミッチと歌おう(Sing Along with Mitch)」というテレビ番組で人気があった。そんな、ミッチ・ミラーのあごひげを真似て、ピーナッツが付けひげでオープニング(風船を吹くのは鹿内孝)。
○大島てるおというジャズ評論家に扮して前田武彦が登場し、プラターズ(実際はダーク・ダックス)を紹介。細かいところは忘れたが、ダークの歌から、牛の鳴き声のOP。
○スポンサーである牛乳石鹸のCM。商品は「牛乳シェービングクリーム」と「スキンライフ」という石鹸。OPで使ったシャボン玉が商品についていたのが、なんともアナログ。
○ダークの『オンリー・ユー』から、前武のインチキ解説。その後は、植木・谷・犬塚・安田(ピアノは桜井)の発声練習コント、ダークの歌『ドリーム』。
○クレージーがマヒナに扮し(ハナが和田弘)、『誰よりも君を愛す』。意外とそれらしい。
○その後は、鹿内孝とピーナッツのカテリーナ・ヴァレンテ、植木・谷・桜井のトリオ・ロス・パンチョス。意外と良かったのはダークの『ダイナ』。:そして、ハナ(ドラム)、谷(トロンボーン)、植木(ギター)、犬塚(ベース)でフォー・フレッシュメンの『サムバディ・
○1964年だと、「ロッカビリー・コーラス・グループ」と紹介されているビートルズを、スリー・ファンキーズが和製ポップスとしてカバーした、珍品『抱きしめたい』。
○ドン・コサック合唱団に扮して歌う『ボルガの舟歌』が『ヨイトマケの歌』になる、よく放送される「お呼び」ギャグ。
○ピーナッツ・メドレー(南京豆売り~可愛い花~(不明)~情熱の花~振り向かないで~恋のバカンス~ドミニク)
○植木、前武、ハナがそれぞれミッチ・ミラーに扮して歌う、『シング・アロング』。
○ED前のCM。「牛乳ベビー石鹸」(最後はテープミス)と「牛乳チャーム(透明美容石鹸)」。
○いつも通りの「スター・ダスト」でED(本放送テープで、ノーテロップ)。
後編では「喜劇王エノケンを偲ぶ(TBS/1970.4.4)」、「マチャアキ海をゆく/ナマコのおなら(テレ東/1976.12.5)」、「お荷物小荷物(朝日放送/1971.2.13)」、「ぴよぴよ大学(TBS/1959.4.12)」を紹介いたします。
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