« 越後樽焼(しょうゆ)/三幸製菓(株) | トップページ | そば/そば処大番 »

2008.04.07

ヘアー・日本オリジナルキャスト盤/サウンドトラック

Hair

Music ヘアー・日本オリジナルキャスト盤

アーティスト:サウンドトラック
販売元: BMGメディアジャパン
発売日:1999/9/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する



A-1 アクエリアス/チェット・フォーチュンとトライブ
A-2 ドナ/寺田稔とトライブ
A-3 マンチェスター・イングランド/クロード芹沢とトライブ
A-4 僕は黒い~何もない/トライブ
A-5 デッド・エンド/チェット・フォーチュン、アイザック・クレイ、ボブ・エティエン、グレタ・スチュワート、シシリア・ノーフリート
A-6 シェイラ・フランクリン~煙もない~空気/トライブ~トライブ~山田泰美とトライブ
A-7 僕には命がある/クロード芹沢とトライブ
A-8 ヘアー/クロード芹沢、寺田稔とトライブ
A-9 フランク・ミルズ/
A-10 ビー・イン(ハレ・クリシュナ)/トライブ

B-1 どこへ行く/加橋かつみとトライブ
B-2 エレクトリック・ブルース/トライブ
B-3 ゴーイング・ダウン/深水龍作とトライブ
B-4 宇宙を歩いて/トライブ
B-5 3-5-0-0~人のすべて/トライブ~チェット・フォーチュンと堀内麻九
B-6 グッド・モーニング・スターシャイン/トライブ
B-7 フレッシュ・フェイリュア/加橋かつみとトライブ

貧すれば鈍にならず、気張って街歩きをしたことで、比較的珍しいレコードがお安く手に入りました。

1967年10月29日にニューヨークで初演されたミュージカル「HAIR」の日本上演時(渋谷東横劇場、1969年12月5日~1970年2月25日)に使用された楽曲のサウンドトラックです。

「The American Tribal Love-Rock Musical」がサブ・タイトルとなっていたこの舞台は、通称「トライブ」と呼ばれるヒッピー達の反戦運動や、ドラッグなどによるサイケデリア、フリーセックス、精神哲学の流行などを取り扱ったものです。ちなみに、「HAIR」はヒッピー・ムーブメント下での長髪文化を指しているようですが、プロデューサーのベルトランド・キャステリは、H=HappyのH、A=Amour(愛)のA、I=Intense(熱情)のI、R=HairのRという意味があると言っています。

1970年2月25日の東京公演終了時点で11万人の観客動員があり、大阪公演も3月1日から予定されていましたが、2月26日に出演者4人の大麻取締法違反による逮捕で中止となり、それ以降の日本公演は行われなくなるという憂き目に会うのです。

オリジナル盤と聞き比べてみると、バンドサウンドに圧倒的な音圧の違いを感じます。メンバーは、石川晶、江藤勲、水谷公生、柳田ヒロなど、当時のスタジオ・ミュージシャンとしては錚々たるメンバーですから、多分レコーディングの問題でしょうけど。あと、いかんせんキャストに素人が多かった(役者といえるのは寺田稔と深水龍作くらい)からか、ハモリがフラットしているので、微妙な感じがします。加えて、「劇団四季」や「ステージ101」を見聞きすると感じる、ある種の空々しさが雰囲気を取り巻くのです。

でも、出演者にバンド出身者が多く(言わずと知れたタイガースの加橋かつみを筆頭に、カーナビーツのポール岡田、フィンガースのクロード芹沢とシー・ユー・チェン、フローラルの小坂忠、ミルクの堀内麻九と大野真澄(後のGARO)、ファーラウトの宮下フミオ)、芸能とロックがミュージカルと融合し、若者が想像する新たな総合芸術を作ったという自負だけは、どこか見え隠れします。その青さだけは愛おしいのです。

|

« 越後樽焼(しょうゆ)/三幸製菓(株) | トップページ | そば/そば処大番 »

コメント

最近、東京公演の全てを録音したテープが出てきたそうですよ。聞いてみたいですね。
http://jp.youtube.com/watch?v=Egytz8jLKX4

投稿: tribe | 2008.10.17 14:06

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/108782/12369987

この記事へのトラックバック一覧です: ヘアー・日本オリジナルキャスト盤/サウンドトラック:

« 越後樽焼(しょうゆ)/三幸製菓(株) | トップページ | そば/そば処大番 »